
"眠狂四郎"シリーズの見所
眠狂四郎作品については、雷蔵一本買い。眠狂四郎は無敵のスーパーマンである。
旗本退屈男ほどノ−天気ではないが、とにかく円月殺法の前に皆、屍を晒す。強すぎて詰らないときさえある。
唯一、互角に立ち合ったのは『眠狂四郎無頼剣』の天知茂扮する愛染くらいではないか。
その意味でも『無頼剣』を選ぶ。円月殺法VS円月殺法という発想が面白い。
もっとも原作者柴田練三郎は「これは俺の作品じゃない」と怒ったそうだが、やはり脚本を書いた伊藤大輔は
タダもんじゃないと思わせる。
シリーズの最後になると雷蔵の病んでる相が歴然として痛々しい。
ヒーローは原則として死なないのに雷蔵は死を多く演じた。それも宿命なものかもしれない。その雷蔵が狂四郎を
やるから、「明日のために、今日生きるのではない」などというキメ科白がキザでなく受け止められるのだ。
もう一本挙げるならば、本格的にシリーズ化を決定づけた『眠狂四郎勝負』だろうか。
それにしても大映には、月形龍之介、近衛十四郎のような実力を持った相手役がいないのが残念だった。
円月殺法を使うニヒルな浪人・眠狂四郎を主人公とした、エロチシズムと猟奇趣味溢れる時代劇の
製作40周年を記念したBOXセット。主演は市川雷蔵。「眠狂四郎殺法帖」「眠狂四郎勝負」
「眠狂四郎円月斬り」「眠狂四郎女妖剣」の4作品収録。
円月殺法を使うニヒルな浪人・眠狂四郎を市川雷蔵が演じた、エロチシズムと猟奇溢れる娯楽時代劇
シリーズのDVD化第2弾。12作中、『~炎情剣』『~魔性剣』『~多情剣』『~無頼剣』の4作品を収録
「眠狂四郎無頼控・魔性の肌」「眠狂四郎女地獄」「眠狂四郎人肌蜘蛛」「眠狂四郎悪女狩り」の4作品を
収録。
市川雷蔵
中里介山の大河小説を原作に、幕末の動乱期を舞台に、妖剣・音無しの構えを操り人を斬り殺して
いく虚無の美剣士・机竜之助の姿を描いた、市川雷蔵主演の時代劇三部作のBOX。
『大菩薩峠』『~竜神の巻』『~完結編』を収録。写真集付き、3枚組。
忍者ブームを巻き起こした、市川雷蔵主演のヒットシリーズを初DVD化。
第1巻の本作は、『忍びの者』『続・忍びの者』『新・忍びの者』『新書・忍びの者』の4作品を収録する。
忍者ブームを巻き起こした、市川雷蔵主演のヒットシリーズ第2弾。
全8作の内、後半4作品と姉妹編1作品をセット。家康暗殺に命を賭ける才蔵を描く『~霧隠才蔵』他、
『~続・霧隠才蔵』『~伊賀屋敷』などを収録。
市川雷蔵が「弁天小僧」に続いて伊藤大輔監督と組んだ歌舞伎もの作品。
一度は供に心中をはかったお富と与三郎の愛憎流転の姿を描く。
炎上
市川雷蔵 三島由紀夫 市川崑

原作は三島由紀夫の「金閣寺」。市川雷蔵初の現代時代劇出演作で、
名匠・市川崑監督、撮影・宮川一夫とのコンビで組んだ意欲作。
ぼんち
市川雷蔵 山崎豊子 市川崑

市川雷蔵の「炎上」に続く現代時代劇の第2弾。原作は山崎豊子の同名小説。
大阪船場の足袋問屋の若旦那が女性遍歴を重ね、大阪商人としての土性ッ骨を培って行く
姿を描いた作品。
破戒
市川雷蔵 島崎藤村 市川崑

「炎上」「ぼんち」に続いて名匠・市川崑監督と市川雷蔵が組んだ第3作目。
部落出身だと言うことを隠し、自らを偽り、差別から目をそむけて生きる若き青年教師の苦悩を描く。
狸たちを主人公に、恋あり笑いありのラブコメを、歌と踊りをふんだんに散りばめて華やかに描く
和製オペレッタシリーズ。
市川雷蔵、若尾文子、勝新太郎、中村玉緒らが豪華共演し、監督・脚本は狸シリーズの生みの
親・木村恵吾。
表向きでは日本舞踊の師匠、裏の顔としては豪腕の殺し屋という二つの顔を持つ
男を描いた作品。
藤原審爾の小説「消される男」を原作とした、ハードボイルド活劇。
薄桜記
市川雷蔵 五味康祐 森一生

勝新太郎演じる浪人である中山安兵衛と、市川雷蔵演じる丹下典膳が出会い、
二人の剣士の友情と悲恋を描いた大映時代劇の傑作作品。
新撰組の局長・近藤勇にほれ込み、新撰組に入隊した浪人・山崎燕を中心に彼等の青春を描く。
光と影を生かした殺陣の美学が凝縮された作品。市川雷蔵ほか出演。
人斬り伊三の異名を持つ、親分も弟子も持たない一匹狼の剣の豪腕伊三蔵が、過去の宿縁に
翻弄される姿を描く。「沓掛時次郎」「中山七里」に続く、池広一夫監督と市川雷蔵のコンビによる
股旅三部作の最終作品。
高額な金額で殺人を請け負うプロの殺し屋、塩沢の姿を描く。市川雷蔵主演、森一夫監督、
増村保蔵脚本の豪華スタッフで贈る和製フィルム・ノワールの傑作。
市川雷蔵主演、田中徳三監督が贈る時代劇ミュージカル「花くらべ狸道中」をパッケージ化。
狸の国の大王選挙で対立した二匹が、江戸の町へと旅をする様を描く。
斬る
市川雷蔵 柴田錬三郎 三隅研次

「眠狂四郎」シリーズの柴田錬三郎原作。天才剣士の数奇なる運命を描く。
鬼才、三隈研次監督と市川雷蔵の「剣」シリーズ3部作の1作目。
剣
市川雷蔵 三島由紀夫 三隅研次

三島由紀夫の同名小説を、三隈研次監督が映画化。剣に対して純粋な愛情を抱きすぎるが
ゆえに、悲劇を引き起こしてしまったひとりの剣士を描く。市川雷蔵ほか出演の「剣」シリーズ
の2作目。
剣鬼
市川雷蔵 三隅研次 姿美千子

「剣」3部作の最終話。剣術に魅せられた心優しき青年が剣士となり、暗殺をするまでの悲劇の命運
を描いた作品。市川雷蔵ほか出演。
市川雷蔵が、巨匠・伊藤大輔監督とおくる名作。歌舞伎狂言の「白波五人男」より材をとった、
宿命に殉ずる弁天小僧・菊之介を描く。
長谷川伸の三大戯曲のひとつである「中山七里」を映画化した作品。死に別れた恋人に瓜二つの娘
のために命をかけて戦う旅烏・政吉の姿を描いた時代劇。
忍者の世界をリアルに描いた時代劇。天下を狙う家康は、秀吉に恨みを持つ五右衛門を利用
しようと目論む…。
監督は森一生。出演は市川雷蔵、若尾文子、細川ちか子、三島雅夫ら。
非人間的な忍者の世界をリアルに描いた時代劇「忍びの者」シリーズ第8作。
幼い頃、目の前で父を殺された若き忍者・霞小次郎の復讐を描く。出演は市川雷蔵、安田道代、
富士真奈美ほか。
非人間的な忍者の世界をリアルに描いた時代劇。村山知義原作の小説を社会派の山本薩夫監督
が大映で映画化。出演は市川雷蔵、藤村志保、岸田今日子ほか。

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